あぁ~泣ける~涙が止まらない~
あなたがそんな事を言うなんて珍しいわね(笑)
ドラマの内容を思い出しただけで泣けるわよ~。
台湾の田舎の風景、人情、波乱万丈の人生、全て素晴らしい物語だったわ。
台湾の厚い人情味を描いたドラマ『いつでも君を待っている』。
都会で働いていた30歳の青年が、祖父の病気を機に田舎に帰り、よろず屋を継ぐところから始まる物語。
周りの人の協力により、よろず屋を再生する青年のひたむきさと、祖父の波乱万丈の人生に涙が止まりません。
ドラマは半分以上が台湾語。
そのため、中国語の勉強として観るのはオススメしません。
逆に、すでに中国語ができて、台湾語も勉強してみたいと思っている方にオススメです。
(その場合は、中国語字幕で見て下さいね)
このドラマで台湾語の単語を知る事ができて、とても楽しかったわ。
この記事の後半で、私がこのドラマを観ていて知った台湾語の紹介もしています。
最後まで読んで下さいね。
「恋愛メインの台湾アイドルドラマ」ではありませんが、内容がとても素晴らしいドラマです。
ぜひみなさんも観て下さい。
以下、ネタバレあり。
感想(ネタバレあり)
祖父の波乱万丈の人生に涙!しかし・・・
主人公の俊龍の祖父・進徳の人生も、並行して描かれています。
「若い頃(女性と駆け落ち)~よろず屋を開く頃~俊龍の幼い頃~現在」まで、波乱万丈の人生でした。
祖父の人生に涙せずにはいられません。
駆け落ちした女性とは、結局別れる事になるんですよね。
しかし、一つだけ、個人的に受け入れられなかった事があります。
それは、「若い頃に駆け落ちした女性が、よろず屋にやって来た。祖父は思い出に浸り、女性は思い出を嚙み締めて去って行く」という最終話でのシーン。
それ、祖母が可哀想すぎるから(笑)
祖母はすでに亡くなっている設定なので、問題ないと言えば問題ないですが・・・。
俊龍の祖母は、俊龍とは血の繋がりがありません。
それでも俊龍の祖母として一緒にいてくれたのに・・・。
このシーン、
若い頃に結ばれなかった二人が微笑み合う、とてもロマンティックなシーンだわ!
と思った方もいるかもしれません。
私は、この部分は感動の押し付け感があってちょっと冷めてしまいました。
シングルマザーの描き方がステレオタイプ過ぎる
ヒロインの昭君の母親はシングルマザーで、飲み屋を経営している設定。
近年は、「飲み屋経営(または勤務)のシングルマザー」という設定が多いですね。
今までは、
- ヒロインの母親:優しいお母さん
- 主人公の母親:性格のキツい会社経営者
という設定が多かったのですが。
台湾ドラマ『時をかける愛』のヒロインも、シングルマザー家庭で母親が飲み屋勤務という設定。
台湾では、離婚した場合、親権は父親が持つ事が一般的。
そのため、母子家庭というのは「訳あり」という印象です。
昭君の母親も訳ありでしたね。
シングルマザーで子供の面倒を見ながら仕事をしようと思うと、融通の利く飲み屋を選ぶパターンが台湾でも多いと思います。
しかし、少しステレオタイプ過ぎると思いました。
バリバリ働くキャリアウーマンの設定でも良いだろうに。
たぶん、シングルマザー以外の立場の人をステレオタイプで描いたら、かなりの批判が来ると思います。
それなのに、シングルマザーだけはステレオタイプなんですよね・・・。
台湾も「多様性を認めろ」と言う割には、認めていないところがありますね。
【追記】
よく考えたら、『いつでも君を待っている』も『時をかける愛』も、台湾の地方に住んでいるシングルマザーですね。
地方だと、バリバリのキャリアウーマンではなく飲み屋になるのも仕方ないかもしれません。
このドラマで覚えた台湾語
台湾放送版では、半分以上、台湾語が使われています。
普段、台湾語のドラマを観る事がないので、台湾語が使われている事がとても新鮮でした。
このドラマで覚えた台湾語を紹介します。
単語 | 台湾語読み | 意味 |
---|---|---|
柑仔店 | ギャンミャーディアン | よろず屋 |
對不起 | シーレイラ | ごめんね |
謝謝 | ドゥオーシャー | ありがとう |
好 | ホッ | OK |
我知道 | ワッザーイ | 分かりました |
吃飯 | ジャーポン | 食事する |
台湾旅行の際に、これらの台湾語を使ってみてください。
台湾人にウケるかもしれません。
まとめ
近年で一番泣ける台湾ドラマです。
ぜひあなたも観て下さい。
台湾大好きな人に見てほしいわね。
台湾の匂いが漂ってくるドラマよ。