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中国ドラマ『鏢門 Great Protector』感想:清が舞台の武侠アクションドラマ

鏢門ひょうもん Great Protector ポスター画像

鏢門(ひょうもん ) Great Protector』は、清の時代まで実在したお仕事「鏢門」を題材にしたドラマ。

「鏢門」 とは、今で言う「宅配便+警備員」のような仕事をしている人達の事です。

車が無く、盗賊がたくさんいた時代、荷物を運ぶのも命がけでした。

この仕事をしている団体を 「鏢局」 と言います。

(詳しくは後述)

主人公の劉安順を演じたウォレス・フォ(霍建華)

彼は華流ドラマ界で「最も辮髪が似合う俳優」です!

(※辮髪=後頭部だけ伸ばし三つ編みにし、横・前・頭頂部を剃り上げた髪型)

『鏢門Great Protector』は、「掟を守る」が全体のテーマ。

実在した「鏢局」という仕事は、物や人を運ぶだけでなく「人間の存在理由」や「運命」を届けています。

そこにはドラマがあり、「厳格なルール・掟」も相重なることで視聴者を引き付けます。

以下、ネタバレあり

目次

中国ドラマ『鏢門』について

あらすじ

中国清時代の末期。

山西の鏢局で賊の土匪(どひ・盗賊)に荷物を奪われるという事件が発生する。

新たに頭領となった劉安順は、土匪を制圧し、荷物と仲間を奪還する。

しかし、事件の発端は、劉安順の先輩鏢師(リーダーの事)が私的な闇物資を運んでいたことだった。

劉安順は新たな頭領として、「私情」ではなく「掟」を重んじて破門と解雇を告げる。

裏で暗躍する黒幕は誰なのか、そして動機は何なのか?

時代が変わる激動の時代、広大な中国東北部の風景を舞台に、人々の想いが交錯する華流武侠アクションドラマ。

人物相関図

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感想(ネタバレあり)

「鏢局」 という仕事、知ってました?

「鏢局」(ひょうきょく)の主な仕事は

  • 運送
  • 警備
  • 保険

であり、現在の「宅急便」に「ボディーガード」も兼ね備えたような職業でした。

鏢局で働く人々には、

  • 武術
  • 厳しい上下関係
  • 鉄の掟

が必要でした。

貴重な物資や人を安全に運ぶためです。

輸送中に盗賊から狙われる事もあったため武術を身に付け、荒くれ者を統率するために厳しい掟が必要だったのです。

そんな実在した職業だけに、ドラマの中にも緻密な演出とリアルなエピソードが盛り込まれています。

特に主人公の殺陣はお見事です。

カンフーのような連撃と、舞のような剣さばきは必見です!

3人のヒロインが超美人

  • 劉一含(リュウ・イーハン):武術の達人であり妹弟子の戴戎 役
  • 賈青(ジー・チン):初めは敵対する土匪でありながら、劉安順を慕う路瑤婷 役
  • 周奇奇(ジョウ・チーチー):清朝の王族である沁格格 役

はっきり言って、3人とも「超」がつく美人です!

乾燥した風が吹く中国東北部のシーンでも、常にお肌はスベスベ、ハリツヤで弾けていますwww

そんな美人のヒロインに慕われる主人公は、魅力的で格好よく、中国一の幸せもんだと思いますwww

大好きなエピソード

最終話に向けて盛り上がる37話。

ヒロインの路瑤婷が銃殺されるエピソードは、涙の堰が切れて大号泣してしまいましたwww

切ない、切なすぎるよ・・・。

ずっとドラマを観ながら、路瑤婷には幸せになってほしいと思っていただけに、切なすぎるエピソードが心に沁みたのでした。

全て主人公が優柔不断なせい

優柔不断な劉安順の性格が最悪の事態を招いている」と思いました。

味方には「鉄の掟」を重んじる劉安順が、なぜ敵を「許す」のか?

その優柔不断な性格が原因で、母親や路瑤婷が死んでしまったのではないのか?

「許す」という行為は「尊大な心の持ち主」をイメージさせますが、本作では「不要な感情」でしかないと思いましたww

まとめ

鏢門(ひょうもん ) Great Protector』、ぜひ観てくださいね。

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