1930年代の魔都・上海が舞台。
『中国版シャーロック・ホームズ』と題したミステリードラマです。
- 中国最大のSNS『We Chat(微信)』を運営している『テンセント(腾讯)』のプラットフォームで配信された連続ドラマ
- 再生回数11億回越えを記録
- 人気俳優の白宇(バイ・ユー)が主演
- 異国情緒かつモダンで怪しい雰囲気が漂う上海の街並みを緻密に再現! ハイクオリティな衣装や装飾品に彩られた映像美は必見!
中国ドラマって、とにかく話数が多いんですよね。
しかし、本作は全24話で最後までシナリオの構成がしっかりしています。
華流ドラマ初心者でも楽しめる秀作です。
以下、ネタバレあり。
感想(ネタバレあり)
華流ドラマの進化系を観た!
1エピソードが3話で完結します。
とても観やすく、テンポもよく、飽きさせないミステリードラマです。
これまでの華流ドラマは、ドロドロ、ダラダラといった印象の作品も多く、途中で挫折することも多々ありました。
しかし、本作は驚くほどテンポ良くストーリーが進みます。
まさに新時代の華流ドラマだと実感させてくれました。
1930年代の上海をリアルに再現
- 豪華で緻密に再現させたオープンセット
- ハリウッド顔負けのコンピューターグラフィックスと特撮映像
- ファッション
これらを駆使して、1930年代の上海の租界(外国人居留地)の様子をリアルに再現しています。
特にファッションは、衣装の帽子・靴・コートに至るまで、細部にこだわっています。
オシャレ好きな人が観ても楽しめますよ。
登場人物が魅力的すぎる!
主人公の羅非を演じる白宇(バイ・ユー)は、ドラマや映画で活躍している人気俳優です。
ダンディな髭がトレードマークで、日本だと俳優の竹野内豊さんに少し似ています。
ただ、本作の中では、その髭が気になるのです。
実際に撮影している段取りの問題か、時間軸が原因なのかは分かりませんが、カットやシーンごとに「付け髭」になるのです。
そんな「浮いた感じの髭」さえ気にしなければ、本作で羅非の魅力にハマることでしょう。
尤靖茹(ヨウ・ジンルー)演じる秦小曼というヒロインは、彼女の魅力とピッタリのキャスティングだと思いました。
真面目で優秀、ストイックだけど、ドジな面もある。
滲み出る透明感から、嫌みの無いヒロインを好演しています。
彼女だからこそ、グロテスクなシーンも多い本作で、一服の清涼剤のような存在感になっているのです。
脇を固める俳優陣も豪華です。
3話ごとに登場するゲスト俳優たちも見応えがあります。
華流ドラマを観ている人なら、必ず「あのドラマのあの役の俳優だ!」と気づくはずです。
配信はある?
配信は無いです。
どの配信サイトでも、配信されていません。
どうしても見たければ、DVDをレンタルしましょう。
今はネットで申し込むオンライン宅配レンタルがあります。
まとめ
ドラマ内で女性が着ているチャイナドレス、とても素敵です!
1930年代のレトロ感が好きな人にもオススメなドラマです。
このドラマの感想を書く
コメント一覧 (2件)
「1話10億円という高額予算で制作された本作は、~」
「中国では、1話10億円の製作費なんて当たり前。」
この情報のソースはどこでしょうか?
『神龍<シェンロン>』とか『蒼穹の剣』みたいな
CGバリバリ使ってて、話数の多い作品で総製作費100億円という情報は見たことあるけど
この作品が1話10億円なら全24話なので、総製作費は240億円となりますね。
微博でそのような記事を見た気がしたのですが、今検索したら見当たりませんでした。
よって、該当箇所は削除しました。
ご指摘頂きありがとうございました。