長澤まさみ、妻夫木聡も出演していた中国映画『唐人街探偵』シリーズ。
そのスピンオフドラマ版が『唐人街探案』です。
正直、この映画シリーズ(三部あります)が大好きなので、スピンオフの本作は避けていました。
「今さらスピンオフって・・・」「三部作を超えるほど面白い訳がない・・・」そんな気持ちだったのです。
しかし、はっきり断言します。
華流ドラマウオッチャーで本作を観ていない人は、すぐに観て!
そのくらい面白いドラマです。
もちろん、映画を全く観ていない人でも楽しめます。
主人公は並外れた嗅覚と洞察力の持ち主。
そして、死者とコンタクトを取る事もできる。
逆に、バディとなるサーシャは若いだけの無能。
そのコンビ間のギャップと、謎と伏線だらけのストーリーが、視聴者を次話へと引き込んでゆきます。
観始めたら「あっ!」という間に最終話になる、極上サスペンス・ミステリー華流ドラマです。
以下、ネタバレあり。
感想(ネタバレあり)
映画版の出演者がゲスト出演
映画版で出演した一部のキャストも同じ役柄で登場します。
個人的には、刑事の坤泰(コン・タイ)役で出演している肖央(シャオ・ヤン)は外せません!
シャオ・ヤンは「筷子兄弟」というユニットで『小苹果』という曲を中華圏で大ヒットさせました。
この曲は、今では中国全土の老若男女が歌って踊れる国民的な楽曲になっています。
筷子兄弟は、
- 音楽
- 映像
- ネット
をコラボさせる手法で次々とヒット曲と作品を生み出しました。
特に彼らのミュージックビデオは、当時では画期的だった映画的な演出を取り入れています。
中国の社会風刺も交えた、他に類を見ないクオリティに仕上がっています。
中華圏で絶大な人気と知名度を誇るシャオ・ヤンが出演している本シリーズ。
「中華圏でヒットしない訳がない」のです。
シャオ・ヤン演じる刑事は、ドラマ内では「草包」(役立たずという意味)と陰口を叩かれる役。
個人的には、この使い物にならない刑事のスピンオフも観てみたいと願う秀逸なキャスティングですwww
チャン・チュンニンの妖艶さ
第2エピソードのチャン・チュンニン演じるアイビーの妖艶さに惹きつけられます。
ヒロインのサーシャの魅力がイマイチなので、余計にアイビーが輝いていましたね。
「イケメンと美女」はワンセットなのが華流ドラマの絶対的ルールなのです。
台湾人女優のチャン・チュンニンは、多数の華流ドラマで活躍しています。
彼女の「美貌」が、このドラマに花を添えていることは間違いありません。
まとめ
『唐人街探案』だけではなく、シリーズ全て面白いです。
みなさんもぜひ観てくださいね。
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