評価:4.5
ヴィック・チョウの9年ぶりの台湾ドラマよ。
中国の同名小説をドラマ化したのよね。
刑事ものだからおっさん臭いドラマではあったけど、とても面白い作品よ。
どんどん続きが見たくなるように作られていて、全24話を一気見したわ。
台湾ドラマ『追撃者~逆局~』。
冤罪で刑務所に収監されてしまった弁護士が、自身の冤罪を晴らし、さらに自身が巻き込まれた過去の事件の犯人を警察と一緒に見つけ出すサスペンスドラマ。
サブタイトルの「逆局」は、ドラマの原題です。
第一印象として、ヴィックが
- 常に眉間にシワを寄せている
- 前髪が目にかかっている
ので、イケメンが台無しだなぁと。
まぁ、単なるイケメンから脱却したいからこの役のオファーを受けたんでしょうけど。
小説が原作のドラマですが、小説とは登場人物の設定がかなり変更されているらしいです。
撮影のしやすさやスポンサー関係などで設定が変更される事はよくあります。
私は小説を読んでいないので、どのくらい変更されているのか知りませんが。
以下、ネタバレあり。
\ 『追撃者~逆局~』はDMM TVで配信中 /
※第1話・第2話は無料で視聴可。会員登録も必要なし。上のボタンをクリックして見てみよう!
感想(ネタバレあり)
警察官がドジすぎる
若手熱血刑事のレン・フェイが、ゴルフ場で黒いゴミ袋を運んでいる人を見て勘違い
→日中、ゴルフしてる客がいる中で死体は運ばないだろw
連続女性バラバラ事件の犯人を見つけるため、女性刑事がおとりになるが犯人に捕まる
→おとりの意味よ。しかも他の刑事はおとり刑事を見失うってw
事件の黒幕である警察の女性副支局長が、認知症で入院している恩師に自分が犯人だと話す
→いや、なぜ話す?認知症だから大丈夫だと思った?
刑事の詰めが甘すぎる。
いや、ドラマだから仕方ないですけど・・・。
特に黒幕の証拠となるものが「恩師に話した時の録音」なんですよね。
その恩師はイェンドンの恩師でもあるため、イェンドンが先に恩師に録音機(腕時計型なので身に付けておくように指示した)を渡しておいたんです。
これだけ証拠が残らないように殺人をしてきたのに、なぜ恩師に話したのか。
ちょっと理解できませんでした。
その生々しさ、必要?
台湾ドラマですが、iQiyiオリジナルドラマなので中国資本のようです。
かなりのお金をかけて制作したなというのは伝わってきました。
お金があるからか、被害者の生々しさまで表現しているんですよ・・・。
そこ、お金かけるところだったのかな・・・?
グロテスクなシーンが苦手な人は、このドラマを観ない方がいいですね。
特にドラマの前半部分はグロテスクが多いです。
若手熱血刑事とベテラン刑事のバディが最高!
刑事ものではありがちな、若手熱血刑事&ベテラン刑事の組み合わせ。
『追撃者~逆局~』でも、若手のレン・フェイとベテランのタン隊長のバディが活躍します。
ドラマ内で「最高!」だと思ったバディのエピソードを一つ。
若手刑事と女性記者がヤクザ組織に囚われてしまう。
ベテラン刑事が現場へ到着。
ベテラン刑事は無線で「みんな、シートベルトをしっかり締めろ」と言う。
これを”合図”と理解した若手。
以前一緒にやった”とある事”だと気付く。
若手とベテランが一緒に”とある台詞”を言い始め、「今だ!」という時に若手がヤクザに頭突き。
ヤクザが怯んだ瞬間、ベテランがヤクザに向けて発砲。
ヤクザは倒れ、無事に若手を解放する事ができた。
バディの信頼関係が表れているなと思いました。
ちなみに、このベテラン刑事はドラマの途中で殉職します。
刑事ものでありがちな展開ですね。
まとめ
『追撃者~逆局~』、ぜひみなさんも観てくださいね。
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